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|Date:2019年7月8日 | Category:雑記 |

海外のニュースです。ロシアはフルシチョフ時代に建てられた数千棟の5階建て団地群、愛称<フルシチョフカ>の解体・再建計画を進めているそうです。

(ネットニュースより抜粋)

<新聞「コメルサント」紙は、ソビャニン市長がウラジーミル・プーチン大統領との会談の席で、フルシチョフカの撤去計画について明らかにしたと伝えた。「コメルサント」によればこの計画ではおよそ8000棟の住宅、面積にして2500万平方キロメートルが撤去の対象となっており、これはモスクワの住宅基金全体の10分の1に相当する。計画が実行されれば1600万人が今住んでいる住宅からの立ち退くことになる。モスクワ市はこれらの住民には同じ地区または隣接地区で同等の広さの住宅を保障するとしている。   
約8000棟のアパートの建て替えを検討しているようです。約1600万人が暮らしているアパートを解体して建て替えていくとなると、大変な計画です。フルシチョフカのアパートの欠点は、天井高が低い、トイレ・バスが狭い、壁厚が薄く防音対策がない等だそうです。間取りも小さく、老朽化による水道管の損傷や雨漏れなどの問題も発生しているそうです。

↓ モスクワ市内です。確かにアパートの様な建物がたくさんあります。これがフルシチョフカでしょうか。

モスクワ市 緑に囲まれて暮らしやすい様にも見えます。日本の様に駐車場のスペースがあまり見当たりません。

モスクワ市② 解体工事も国によって施工方法が違います。爆破して壊す工法が顕著な例です。騒音や振動の基準値は日本で定められていますが、騒音や振動の規制自体が定められていない国があるかもしれません。排気ガス規制もそうです。廃棄物に関しても処分の方法は違っていると思います。もし海外で解体工事をするとしても、まずはその国の法律を学ばないといけません。ロシアでフルシチョフカの解体依頼がくればその時考えます(笑)

 
 

|Date:2019年7月1日 | Category:ビルの解体/解体工事 RC造/解体工事 鉄骨造 |

このビルは不法投棄されているゴミが問題となっている建物でもありました。このゴミの片づけが終わらないと工事を進めることができません。

2016071419120000 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 撤去後

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA 建物の内装です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA 大部分が水商売用の店舗として使われていたので、テーブルやイス、カウンターに加え、様々な装飾品で飾られている店内ばかりです。

↓ 8階から上は吹き抜けとなっています。屋上庭園のような造りとなっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA  
 
 

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