小倉繁華街ビルの象徴ともいえる丸源30番ビルは、鉄筋鉄骨造11階建て、外周は縦横約30メートルあり、丸源ビルの中でも市内で一番大きなビルでした。飲食店が約250軒入る丸源30番ビルは当時はたくさんのお客さんでにぎわっていました。
しかしそんな大きなビルも時代の流れと共に老朽化が進んでいきます。外壁のモルタルやタイルが剥げ落ちていき、機械や電気設備も定期的にメンテナンスをしないといけません。テナントの賃料で補えれば助かりますが、テナントが少なくなるとその維持費も大変です。元ビルのオーナーは、小倉の丸源ビルを売却することを始めました。そんな丸源ビルの解体のお話を頂き、施工することになりました。
このくらい大きな建物の解体依頼は街中ではなかなかありません。施工計画を綿密に立て、安全な工法でないと近隣に迷惑を掛けてしまします。官公庁への届け出、町内会長他近隣への挨拶周りと事前説明、電気・ガス等ライフラインの事前撤去、養生足場の設置やクレーンによる重機の揚重計画、廃材の搬出計画等、様々な事に一つ一つ安全を考慮した工法を選ばないといけません。
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階上解体も無事終わり、大型重機で残りの作業を行います。
↓ 1階部分の外壁の撤去です。隣地が近いので慎重に行います。
↓ 基礎の解体は、大割機の刃の幅より大きな場合はブレーカーで撤去します。
↓ 基礎杭が撤去時に基礎にくっついてきました。杭も自社の処分場で処理します。
↓ 1階部分の外壁の撤去です。隣地が近いので慎重に行います。
↓ 基礎の解体は、大割機の刃の幅より大きな場合はブレーカーで撤去します。
↓ 基礎杭が撤去時に基礎にくっついてきました。杭も自社の処分場で処理します。