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|Date:2018年4月16日 | Category:ビルの解体/解体工事 RC造 |

コンクリートと鉄筋の選別作業は階上解体工法ではやっかいな問題になります。

4・5階 IMG_2248 階上作業では大型重機を揚げることがほとんどありません。それはスラブが大型重機の荷重に耐えることが難しく、作業スペースが狭いためです。中型または小型重機での作業が一般的です。小割機を中型又は小型重機に装着して作業すると、性能の都合上作業時間が掛かります。また、小割作業専用の重機を階上に揚げると重機が増えることで作業スペースが狭くなり、効率が悪くなってしまいます。

IMG_2333 階下に降ろした廃材ヤードも大型重機が入るスペースがないと同じ結果になります。処分の際は鉄筋を選別しないと処分場に割増料金を取られることがあり、有価物としての処理もできなくなります。さらには小割作業の騒音で近隣住民に対して迷惑を掛けてしまいます。

弊社では、そうした事から小割作業を現場で極力なくし、自社の中間処分場で行っています。

IMG_1695 効率よく、安全かつ安心な工事の為、若松中間処理場は今日も活躍しています。

|Date:2018年3月12日 | Category:ビルの解体/解体工事 RC造 |

階上解体は重機を屋上から地上まで一階ずつ降りないといけません。そのため、廃材をスロープとして利用する必要があります。廃材が足りないと自力で階下に降りることができないし、多すぎると今度は躯体を解体する際に邪魔になってしまいます。

廃材を寄せ集めてスロープを作りました。

 
IMG_2183 無事に階下に移動することができました。

IMG_2187 邪魔な廃材は開口部から落とします。

IMG_1961 地上に溜まった廃材は、随時搬出します。

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|Date:2018年3月5日 | Category:ビルの解体/解体工事 RC造 |

屋上階は、塔屋(ペントハウス)が造られています。

通常は屋上の入り口に加え、エレベーターの機械や高架水槽、空調設備が屋上に設置していますが、必要以上に塔屋を高く建築したり、屋上に看板を設置している建物もあります。

↓ 丸源30番ビルは、塔屋が12メートルありました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ↓ 現在解体中のビルです。屋上看板の撤去が大変です。

IMG_1680 屋上に揚げた重機でも届かない箇所は、人力による解体作業が必要となります。

高架水槽は通常建物の一番高い位置に設置しています。

IMG_2095 塔屋が低くなった後は重機による解体作業が始まります。

 
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