ビルの階上解体⑧(北九州市小倉北区)
階上作業では大型重機を揚げることがほとんどありません。それはスラブが大型重機の荷重に耐えることが難しく、作業スペースが狭いためです。中型または小型重機での作業が一般的です。小割機を中型又は小型重機に装着して作業すると、性能の都合上作業時間が掛かります。また、小割作業専用の重機を階上に揚げると重機が増えることで作業スペースが狭くなり、効率が悪くなってしまいます。
階下に降ろした廃材ヤードも大型重機が入るスペースがないと同じ結果になります。処分の際は鉄筋を選別しないと処分場に割増料金を取られることがあり、有価物としての処理もできなくなります。さらには小割作業の騒音で近隣住民に対して迷惑を掛けてしまいます。
弊社では、そうした事から小割作業を現場で極力なくし、自社の中間処分場で行っています。
効率よく、安全かつ安心な工事の為、若松中間処理場は今日も活躍しています。